あいおいニッセイ同和損保、道路損傷状況の把握システム開発

2022.07.06 15:40
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あいおいニッセイ同和損害保険は7月6日、道路のひび割れなどの損傷箇所を把握するシステムを開発したと発表した。2023年度中にも、全国の地方自治体や道路管理を受託する業者に販売する。


「路面状況把握システム」は、同社のテレマティクス型自動車保険に加入する150万台の走行データを活用。車両の上下振動などから道路の損傷箇所を検出し、電子地図にプロットする。目視では分かりづらい道路の起伏も測定できるため、将来的な損傷の可能性も把握できる。


グループの三井住友海上火災保険では21年12月から、保険契約者のドライブレコーダー映像を使って損傷部位を検知するサービスを販売中。今後は両社のデータを統合し、より緻密に路面状況を把握するシステムの開発を進める。

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