三菱UFJ銀、手のひら認証の新規受付終了 利用状況から判断
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三菱UFJ銀行は8月1日から、手のひら静脈認証の新規申し込みの受け付けを終了する。ATMや店頭取引での本人確認として活用してきたが、「これまでの利用状況」から受け付け停止を判断した。
手のひら静脈認証は、専用装置に手のひらをかざし、一人ひとり異なる手のひらの静脈パターンで本人確認を行う仕組み。
2004年10月からスキミングなどキャッシュカードや通帳の不正使用の対策として、手のひら静脈認証機能を搭載した多機能の「スーパーICカード」を取り扱ってきた。利用時には、静脈パターンである身体情報をスーパーICカードへ事前に登録する。05年11月時点では手のひら静脈認証機能付IC」対応ATM約1400台強を設置していた。
既に手のひら静脈認証を登録している場合、8月1日以降も引き続きサービスは利用できる。同利用者は、カード再発行、スーパーICカード更改、対象口座(定期預金)の登録・削除――などの受け付けも継続される。
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