労金協、設立70周年の記念大会 西田新理事長が就任
2022.06.30 04:43
全国労働金庫協会は6月29日、東京都内のホテルで第18回全国労働金庫大会を開催した。労働金庫協会設立70周年の記念大会に全国13労金の理事長のほか、来賓として中島淳一金融庁長官や内田眞一日本銀行理事、日本労働組合総連合会(連合)清水秀行事務局長らが参加した。
全国労働金庫大会はコロナ禍で中止が続いており、3年ぶりの開催。労金協が70周年(1951年10月設立)を迎えたことから、節目の記念大会となった。これまで理事長を務めた中江公人氏が退任し、新理事長に西田安範氏が就任。「コミュニケーションを重視し、新時代に合った組織づくりに取り組みたい」などと抱負を語った。
基調講演は元金融庁長官の遠藤俊英氏が務めた。「金融機関のガバナンス・カルチャー改革」と題して、地方銀行や金融庁における組織改革を解説。「多くの金融機関では経営陣と意識の乖離があり、現場とのコミュニケーションが必要」とし、ガバナンスと企業文化の融和を呼びかけた。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 盛岡信金、破たん温泉旅館を再生 観光客誘致し地域活性化
- MUFG、大谷翔平選手との契約が終了 ブランドパートナーとして6年間
- NTTドコモ、銀行業参入に結論出ず 前田社長「なんとか進めたい」
- 地銀、外貨保険の業績評価変更 手数料重視から脱却 販売目標撤廃も
- 自民党、郵政民営化法など改正案 上乗せ規制の文言修正 「速やか」から「3年ごと検証」へ
- 千葉信金千葉駅北口支店、訪問重ね高ロット案件獲得 10億円の融資実行も
- MUFG、マイボトルの利用促進 ペットボトル1万4500本削減
- 銀行界、新引き当て基準対応 本格化 予想信用損失モデルへ移行
- NTTデータ、社長に鈴木副社長 金融畑の知見生かす
- 常陽銀、手形帳などを等価買い戻し 法人決済デジタル化促進