三井住友銀、米投資銀と資本提携 ESGアドバイザリーで協業
2022.06.29 04:32
三井住友銀行は6月28日、米国の独立系投資銀行Marathon Capitalと資本業務提携を結んだと発表した。双方の顧客に対し、エネルギー・トランジションに向けたより高度なESG(環境・社会・ガバナンス)関連アドバイザリーサービスの提供を目指す。
27日に契約を締結。出資額や出資比率などは非公表。
同社は再生可能エネルギーやクリーンエネルギー領域に強みを持つ。主にM&A、プロジェクト・ファイナンス、タックス・エクイティなどの助言業務を提供する。発表文よれば、同社はイリノイ州シカゴに本社を置き、ニューヨーク、ヒューストン、サンフランシスコ、ロンドンのほか、カナダやブラジルに拠点を構える。設立は1999年、従業員数は84人(6月時点)。
提携により、同社のセクターノウハウや投資家へのアクセスを生かし、三井住友銀の持つグローバルネットワーク、ファイナンス・ソリューション力を組み合わせて、事業機会の創出に取り組む。