あいおいニッセイ同和損保、災害リスク把握へ実証実験 SNS情報など活用
2022.06.17 19:54あいおいニッセイ同和損害保険は6月17日、JX通信社(東京都)と組み、地域の自然災害リスクを把握する新たな実証実験を始めたと発表した。
あいおいニッセイが持つ火災保険金の請求履歴と、JX社が収集した自然災害に関するSNS(ツイッターなど)の発信地を地図上にマッピング。これらの過去データを積み重ね、各地域でどの程度の自然災害リスクを有するかを詳細に把握する。SNSの情報では、災害時に投稿された画像データも役立てる。

実験は2022年度末まで行い、その結果を踏まえ、防災企業へのデータ販売や自治体への提供に生かす。