西尾信金、ファンドラップ開始 2機関と国内初スキーム

2022.04.18 16:55
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西尾信用金庫(愛知県、近藤実理事長)は4月18日、岡地証券やマネックス・アセットマネジメントと組んだ「ファンドラップ」の取り扱いを開始した。信金と地場証券、運用会社が組んだサービス提供スキームは初という。


ファンドラップは、顧客のリスク許容度やライフプランに応じて複数ファンドを組み合わせ、運用・管理を行うサービス。岡地証券が提供する投資一任運用サービス「ON COMPASS+(オン・コンパスプラス)」の紹介業務を同日に開始した。


3者が組むことで、信金側は顧客に同サービスを紹介。関心が高い顧客に対して岡地証券が資産運用計画の提案やアフターフォローを担い、マネックス・アセットマネジメントが運用する。


オン・コンパスプラスは、高度な金融工学に基づいた独自の運用モデルで、世界120カ国・約6万2000銘柄への分散投資でリスクを抑えた安定運用が特徴。手数料は預かり資産残高の年率1.6575%ほど。


同信金では、5000万円以上の資産を持つ富裕層を中心とし、小口でも可能なため若年層にも提案したい方針。

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