西尾信金、相談特化型プラザ開設 刈谷で個人顧客呼び込み
2022.03.24 19:41
西尾信用金庫(愛知県、近藤実理事長)は3月24日、刈谷駅前に「相談プラザ出張所」を開設した。勘定機能を持たない相談業務に特化したプラザ拠点は初の試み。無料Wi―Fiや本部担当者とウェブ相談できるブースを設置するなど個人顧客を呼び込む狙いがある。
同プラザは、気軽に立ち寄れる喫茶店風のデザインが特徴。無料ドリンクの提供や充電スペースを設けるなど、「敷居が低くふらっと立ち寄れ、専門的な相談もできる拠点」(河合純加所長)として開設した。
母店の刈谷支店とは直線距離で約40メートルの位置に立地。プラザは平日夜間や土曜日も営業し、同店との連携で刈谷地区の個人顧客を囲い込む考え。
プラザの存在をエリア内にPRするため、イベントなども開催する。オープン当日から3日間限定で小林準治氏の絵画展を催し、25、26日には作家本人の来店イベントを実施。その後もセミナー企画などを計画する。
人員は河合所長を含む3人。ウェブ相談ブースとATM各1台を設置。同信金でテナント型拠点は初で1、2階部分に入居。延べ床面積は161平方メートル。