肥後銀や熊本銀など、菊池市と連携 副業人材活用へ

2022.03.18 20:33
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肥後銀行グループの肥銀オフィスビジネスや肥後銀菊池支店、熊本銀行菊池支店など6者が3月18日、菊池市と副業人材の活用推進に関する連携協定を結んだ。新規事業の開発やマーケティング支援、デジタル化などで専門的な知識を持つ首都圏在住の副業人材を紹介し、市内中小企業の経営課題解決を支援する。


今回の連携内容は、副業人材の動向や傾向などの情報共有、地元企業向けセミナーの開催、副業人材のマッチング推進など。同市と連携する6者は、熊本県プロフェッショナル人材戦略拠点、菊池市商工会、熊本銀行菊池支店、熊本第一信用金庫菊池支店、肥後銀菊池支店、肥後オフィスビジネス。 


副業人材の活用は正社員を採用するよりコストが抑えられるメリットがある。肥銀オフィスビジネスによると、これまでの成約事例では副業人材の月給が3万円のケースもあるという。


肥銀オフィスビジネスは相次いで自治体と連携している。令和2年7月豪雨の被災地復興支援では、八代市や、人吉市、芦北町、熊本中央信用金庫などと連携し、被災企業に対し副業人材を紹介。2021年10月には上天草市のデジタル副業人材募集を支援したほか、玉名郡和水町とは副業の促進で業務委託契約を結び、町内の中小企業を支援している。


キャリアビジネス部は「大企業などに勤める優秀な人材を各地域でシェアする橋渡し役となり、熊本県を活性化させたい」と話す。

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