鹿児島銀、「ビジカジ」導入 女性制服は廃止
2022.03.11 19:05鹿児島銀行は4月1日、一定の範囲内で自由な服装での勤務を認める「ビジネスカジュアル」を導入する。同時に女性従業員に貸与している制服を廃止する。
2021年8月に始めた試行状況を踏まえて導入を決めた。対象は役員と全従業員。顧客と接することが多い営業店も含める。身だしなみのルールは試行時より明確化して従業員向けに正式に示す。顧客と接する際は襟付きの服装を求める。
性別による違いをなくすとともに、柔軟な発想力や創造力を発揮しやすい環境に見直してイノベーションにつなげる。冷暖房の電力消費を抑え、二酸化炭素の排出量を削減する。
制服は4月1日の入行者を含め、今後は貸与しない。既存の従業員は23年3月末までを移行期間とし、1年間は制服の着用を認める。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に