北国銀、個人向けIB20万人突破 使い方教室1300回開催
2022.02.26 04:36
北国銀行は2月25日、1月末で個人向けインターネットバンキング(IB)「北国クラウドバンキング」の契約者が20万人を超えたと発表した。2019年9月にIBサービスを刷新してから2年3カ月で大台を達成した。
独自に開発した「北国クラウドバンキング」は、パブリッククラウド基盤で稼働する。共同利用型などに比べて、機能拡張にも迅速に対応できる強みがある。
機能拡張と並行して、21年2月に通帳・印鑑レスでIBとVisaデビットをセットにした個人向けサービス「HOKKOKU LIFE+(北国ライフタス)」を開始。それまで200~300人だった月間の新規契約者が約4000人まで急増した。
また、全店でIBの操作に不慣れな人に使い方などを説明する「はじめてのクラウドバンキング教室」を延べ1300回以上開催。利用者のすそ野を着実に広げている。
同行の個人口座数は約110万件。そのうち給与振り込みや年金振り込みなどを指定し、日常的に利用している口座は約50万件になる。「機能面の向上や対面でのサポートなど工夫しながら利用者を増やしていきたい」(デジタル部)としている。