十八親和銀、企画展「自然を描く」開催 初公開作品も

2022.02.10 21:03
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冬季企画展では、日本画など5点を初公開。

十八親和銀行が運営する十八親和アートギャラリーで2月19日まで、冬季企画展「自然を描く」が開かれている。


20世紀を代表する版画家・棟方志功の肉筆画「ワシ」など9点を展示。うち九州ゆかりの日本画家・松崎良太の「富士山の朝」、矢野橋村「松と鳥」など5点は初公開となる。江戸から明治時代に製作された有田焼の大型陶磁器、近代洋画・日本画、古代オリエントの壁画など約140点の常設展示も鑑賞できる。


同館は前身の旧九州銀行本店で、2012年開館。貸金庫室だった部屋はレッドカーペットで特別感を演出し、聖画像のロシアイコンを21点展示する。


 企画展は、2~3カ月に1回の頻度で開催している。冬季企画展は、21年12月10日から始めた。入館料は無料。開館時間は火~土曜日の10~16時。同ギャラリーの藤松綾子学芸員は「バスの待ち時間など日常的に入館する方もいる」と話す。


 旧親和銀が所蔵する芸術作品は約500点。旧親和銀の2代目頭取で、大蔵大臣も務め政治家でもあった故・北村徳太郎が収集したと言われている。

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