富山信金、シニア向けスマホ教室開催 アプリ利用促し通帳レスへ
2022.02.08 19:20
富山信用金庫(富山県、山地清理事長)は2月8日、相談拠点のB&Lコンサルティングスクエアでシニア世代を対象としたスマートフォン教室を初めて開催した。1部と2部合わせて60~70歳代の17人が参加。デジタル機器に不慣れな世代を支援する狙い。
講師を務めたのは、通信・セキュリティーなどを手掛けるテレ通(富山県)の社員3人。今回は、「初めてのスマホ教室」「活用しようおすすめアプリ」の2部構成。参加者にスマホを貸し出し、文字入力や写真撮影などについて解説。健康管理アプリやバンキングアプリなどの登録方法も教えた。
同信金では、2021年11月から各営業店に1人ずつ「デジタル化推進担当」を配置。通帳レスを推進するため、バンキングアプリの登録や使い方をサポートしている。
今後も定期的にシニア向けのスマホ教室を開催する。営業推進部の白川浩幸部長は、「この機会にバンキングアプリの使いやすさを知っていただき、通帳レスを推進していきたい」と話す。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に