広島信金、「信金の仕事」紹介 キッザニアに出展
2025.08.25 08:52
広島信用金庫(広島市、川上武理事長)は8月23、24日、イオンモール広島府中で開かれた「アウト オブ キッザニア」に出展した。地域のにぎわいづくりに貢献するのが狙い。参加者の小学生に札勘やお小遣い帳の使い方、両替体験などのプログラムを提供した。
キッザニアは、楽しみながら社会の仕組みを学べる施設で日本国内に3カ所ある。今回は施設以外で実社会の仕事を体験できるもので広島では初開催。広島信金の仕事のほかにも、ホームセンターやシェフ、森林整備の仕事などを体験できるプログラムが用意された。
広島信金の営業店窓口をイメージしたブースで参加者は、お金の数え方やお金の使い方を学んだ。プログラム終了後に信金職員から「広島信用金庫の職員として一生懸命に働いてくれてありがとうございました」と給与明細を受け取った。

給与明細は、当日限りの金券「JAKEN(じゃけん)」300円分と交換して、イオンモール内の特定の店舗で使用できる。イベントの全参加者が各ブースの体験を終えた後に給与明細を受け取る。給与明細を受け取った子どもたちは、広島信金の模擬窓口に来店。同信金のプログラムに参加した子どもたちや信金職員に給与明細を手渡して300JAKENを受け取った。イベントに参加した子どもたちは「楽しかった」と話した。

営業統括部の柏村健一郎・営業企画課長は、イベント出展が「信金の仕事と広島信金を知ってもらう機会にもなれば」と語った。