富山信金、セブン銀と共同ATM設置 「いずれは通帳レス」に

2022.02.01 19:18
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富山信用金庫(富山県、山地清理事長)は4月1日、相談特化拠点B&Lコンサルティングスクエアに設置している自金庫ATMを、セブン銀行との共同ATMに置き換える。同行との共同ATM設置は、富山県内の信金で初めて。


ATM全46台のうち6台が店舗外で、B&Lコンサルティングスクエアは店舗外の扱い。自前のATMが耐用年数を迎えて入れ替えが必要だったため、セブン銀との共同設置を決めた。ATMはセブン銀が保有し、保守管理、現金補充、新札対応などの費用は同行が負担する。


同信金のキャッシュカードは、セブン銀に限らずローソン銀とゆうちょ銀でも、月4回まで入出金手数料がキャッシュバックされる。今回設置される共同ATMでは、キャッシュバックの回数は無制限となる。なお、北陸地区15信金のATMを相互無料開放する「しんきん北陸トライネットATMサービス」は対象外。


同ATMでは、電子マネーやQR決済サービスのチャージ機能を備える一方、記帳ができない。そのため、他のATMの切り替えに関しては、「利用状況を見て判断する」(営業推進部)と慎重姿勢だが、「いずれは通帳レスにしていきたい」(同)としている。

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