南都銀、木津川市など4市町と遺贈協定
2022.01.11 19:26南都銀行は1月7日、井手町・木津川市・精華町(いずれも京都府)と天理市(奈良県)の4市町と「『遺贈による寄附制度』に関する協定」および「遺言代用信託を活用した寄附に関する協定」を締結したと発表した。締結日はいずれも2021年12月24日。同様の提携は35市町村となった。京都府内の自治体との協定締結は初めて。
協定締結先の4市町に寄附を希望する顧客に、同行の専門の担当者が遺言書の作成などのアドバイスやサポートを行う。また、より簡便な方法として、同行の信託商品「<ナント>安心とどける信託『家族円満』(寄附コース)」を利用すれば、遺言書の作成によらず相続財産の一部を4市町に寄附できる。
近年、財産を地域に寄附をしたいというニーズが増えている。同行では、そうした寄附ニーズの多様化に対応するとともに、地元自治体の財源確保への貢献など、「地域の振興と発展に取り組んでいく」(個人営業部)として、今後も提携先の拡大を進めていく考え。