山梨県信連、高校でマネロン解説 口座売買に注意喚起
2025.02.26 19:13
口座売買など「闇バイト」と呼ばれる犯罪が相次いでいることを受け、山梨県信用農業協同組合連合会は2月26日、山梨県立韮崎工業高校で金融犯罪に関する講演会を開いた。山梨県警察との共催。同信連が、学校でマネーロンダリング防止を目的に授業を行うのは初めてという。
同高校の1、2年生の約250人が参加。同県警組織犯罪対策課の担当者が登壇した。生徒らに「情報を鵜吞みにしない」「個人情報を渡さない、晒さない」「一人で抱えない」ことを強調。「一時的な金ほしさで1回でも加担すると捕まるまで使われる。違和感を覚えたら、警察に相談してほしい」と呼びかけた。
同信連の担当者は「口座売買に手を染めれば、将来に大きく影響する。高校生にも身近な犯罪と知ってほしい」と狙いを語った。

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