東奥信金、日本公庫と初の協調融資商品
2021.12.22 18:34東奥信用金庫(青森県、佐藤彰三理事長)は12月22日、日本政策金融公庫との協調融資「スリーエス」の取り扱いを始めた。コロナ禍で業況が悪化した取引先をはじめ事業者の資金繰り支援が狙い。日本公庫との協調融資商品は初めて。
創業前、創業1年未満の人が対象の「スタート」、成長期にある事業者向けの「スーパー」、適切な事業計画を策定し、事業再生を図る事業者への「シナジー」と、三つのステージに対応する商品にした。
融資金額は、スタートで各1000万円以内、シナジーで各7200万円以内。スーパーは、それぞれの融資制度の取り扱いに準じた額。各融資の金利もそれぞれが設定するレートになるという。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト