みずほFG、4~12月期純利益33%増の8554億円 通期予想上回る

2025.02.03 16:13
決算
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みずほフィナンシャルグループ(FG)が2月3日に発表した2024年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比33%増の8554億円だった。堅調な非金利収益に加えて、日本銀行による政策金利引き上げ効果もあり、大幅増益を確保した。25年3月期純利益予想の8200億円を上回ったが、通期予想は据え置いた。


連結粗利益は同13%増の2兆2655億円。資金利益は12%増の7372億円、役務取引等利益は11%増の6529億円。株式等関係損益は96%増の1558億円。連結業務純益は同13%増の9228億円となった。与信関係費用は戻入益385億円と利益を押し上げた。


24年3月以降に3回実施された日銀の利上げ効果は、25年3月末までに資金収支ベースで1050億円のプラスと見込む。25年度はさらに1200億円が上積みされて、合計2250億円が押し上げられるとの試算も公表した。

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