青梅信金、中学生に金融教育 地元銘菓も考案

2021.12.17 19:32
金融教育
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グループワークで青梅の銘菓を考える中学生(12月17日、東京都青梅市の吹上中学校)
グループワークで青梅の銘菓を考える中学生(12月17日、東京都青梅市の吹上中学校)

青梅信用金庫(東京都、平岡治房理事長)とアイザワ証券、関東財務局東京財務事務所は12月17日、青梅市立吹上中学校で金融・キャリア授業を行った。1、3学年と支援学級の児童90人が受講した。


商品開発を通じ、起業に興味を持ってもらおうと、3年生は約1000年以上前に開山した古刹で同市の観光スポットの塩船観音寺で売る銘菓をグループで考え、プレゼンテーションする機会を設けた。生徒からは寺で咲くつつじを塩漬けにしてカステラで包んだ菓子や青梅にちなみ梅入りの大福などのアイデアが飛び出した。


1年生と支援学級の児童を対象に同信金と同証券の若手職員が講師となり、金融機関の役割や資産形成などについて講義した。


同信金の野村正男専務は「若い時から金融リテラシーを高め、より良い暮らしを送る一助になれば」と話した。 


授業は11月25日にも行われ、2年生を対象に同事務所の職員らがキャッシュレスなどについて講義した。

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