三井住友銀、貿易信用状のデジタル基盤取引開始 

2021.12.18 04:50
DX
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

三井住友銀行は12月17日、貿易信用状デジタル化プラットフォームを使った実取引を開始したと発表した。プラットフォームはContour Pte.Ltdが提供。第一弾として、化学品メーカーのダイセル子会社・アジアダイセルと同行シンガポール支店の間で利用する。


ダイセルアジアの輸出取引で発生する貿易信用状の発行・通知をプラットフォーム上で行うことで、当事者間でリアルタイムでの情報共有が可能となる。信用状発行までの時間が短縮されるほか、ブロックチェーン技術の活用により、セキュリティが高まる。従来の紙媒体を使った取引では、7~14日かかっていた貿易信用状の発行から通知も、最短で当日中に完結する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

人事異動 三井住友銀行(2025年7月7日・9日・14日・28日)
三井住友銀、技術革新へ新ファンド 米金融新興へ450億円
道岡・三井住友銀大阪駐在副頭取、「関西の再成長にコミット」 
道岡俊浩・三井住友銀行副頭取(大阪駐在)
三井住友銀、GHG可視化から撤退 コンサルティングに注力
三井住友銀法人戦略部サステナブルソリューション室の乙地大輔室長(中央)は事業承継説明会で「(廉価な)サスタナはコストをかけれない中小企業を支援する役割を果たした」と説明。(7月16日、虎ノ門ヒルズフォーラム)

関連キーワード

DX

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)