三井住友銀、貿易信用状のデジタル基盤取引開始
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三井住友銀行は12月17日、貿易信用状デジタル化プラットフォームを使った実取引を開始したと発表した。プラットフォームはContour Pte.Ltdが提供。第一弾として、化学品メーカーのダイセル子会社・アジアダイセルと同行シンガポール支店の間で利用する。
ダイセルアジアの輸出取引で発生する貿易信用状の発行・通知をプラットフォーム上で行うことで、当事者間でリアルタイムでの情報共有が可能となる。信用状発行までの時間が短縮されるほか、ブロックチェーン技術の活用により、セキュリティが高まる。従来の紙媒体を使った取引では、7~14日かかっていた貿易信用状の発行から通知も、最短で当日中に完結する。