全銀協次期会長、三菱UFJ銀の半沢頭取で調整
2021.12.02 12:58
全国銀行協会は、2022年度の会長に三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取が就任する方向で調整している。12月の理事会を経て正式に決定する見通し。就任時期は未定で、4月もしくは7月で検討している模様だ。
全銀協会長は3メガバンクの輪番制。21年度の会長は、みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長が就く予定だった。ただ2月以降に相次ぎ発生したシステム障害を受けて、坂井社長は就任を辞退。代わって、三井住友銀行の高島誠頭取が7月から会長を務めている。
みずほFGは11月末に金融庁から業務改善命令を受け、坂井社長ら経営陣の引責辞任を発表。22年度の会長就任も見送る形となった。
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