愛媛銀×愛媛県、地域活性化へガチトーク トップに処方箋を提言

2024.10.10 19:38
地方創生 社会・地域貢献
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4チームがテーマ別に検討した処方箋を発表(10月10日、愛媛県庁)
4チームがテーマ別に検討した処方箋を発表(10月10日、愛媛県庁)

〝ひめぎん〟と愛媛県がタッグで地域活性化への処方箋を話し合い、トップに提言――。これは愛媛銀行と愛媛県が取り組む「みんなの笑顔づくりプロジェクト」の一環。10月10日に県庁で報告会を開き、両トップの西川義教頭取、中村時広知事に処方箋を提言した。


このプロジェクトは、同行と県の若手職員計19人で構成。地域経済の活性化や県民所得向上、人口減少の抑制を目指し、若年層の視点による斬新なアイデアを提言するもの。①県内産業への就業者の増加策②関係人口・交流人口の増加策③子供を授かるための支援策――など、4チームに分かれて各テーマを検討してきた。


同日の報告会で、県内産業への就業者の増加策について、「大学生が県内企業を知っている割合は10社未満が82%に上った」と現状を発表。そのうえで「ひめボス認証企業を増やし、周知することで認証企業への就業者を増やす」といった案を提言した。


これに対し、西川頭取は経済会としても発信力が足りていないことを改めて認識したとした上で、「地元企業を可視化しながら、中学・高校生にも発信していく必要がある。県と一緒になって描いていきたい」と語った。

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