全信組連大阪支店、右腕人材活用で事前説明会 中小企業の本業支援へ

2024.09.11 18:33
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右腕人材を活用した効果を発表する兵庫県信組の小林執行役員部長(左から3人目、9月11日、信用組合会館)
右腕人材を活用した効果を発表する兵庫県信組の小林執行役員部長(左から3人目、9月11日、信用組合会館)

全国信用協同組合連合会大阪支店(菊池紀元支店長)は9月11日、信用組合会館(大阪市)で「しんくみ右腕人材マッチング」の事前説明会を開いた。中小企業の本業支援を目的に12月に開催するマッチングに向けて、加盟信組の役職員など34人に概要と活用方法を説明した。


しんくみ右腕人材マッチングは、ひょうご専門人材相談センターの亀井芳郎・戦略マネージャーが考案した支援策。現場の社員が抽出した課題を解決するために、専門的な知識や経験を持つ副業人材を紹介する取り組み。


パネルディスカッションでは、兵庫県信組地域支援部の小林泰彦執行役員部長が清掃用具レンタル事業を営む取引先に紹介した事例を発表。小林執行役員部長は「取引先の従業員と課題を抽出するので、組織の体制や業務フローなど事業性評価につながる」と効果を話した。


各信組は、10月11日までに右腕人材の活用を希望する先の経営課題などを記入したヒアリングシートを作成・提出。約20人の右腕人材の候補者を2、3人に絞り、12月6日に開催するマッチングで面談を行い、契約につなげる。

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