金融〝正浄化〟(中) 組織暴走、誰が止めるか 声上げぬ職場、正論通じぬ地域

2025.07.17 04:45
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「類例をみない」(第三者委員会)ほどの悪質性が指摘された、いわき信用組合の不正融資事案。組織内の過度な上下関係やしがらみを背景とした自己保身が巨悪化を招き、「懐疑心」の薄れた外部の目が事態を長期化させた。組織が暴走を始めた時、止める責任を負うのは誰なのか。
「サラリーマンとして恩義がある」――。いわき信組で不正融資を主導した江尻次郎元会...

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