JAバンク富山、米価下落対策資金を創設 最大0.5%の利子補給
2021.11.22 19:27JAバンク富山は、2021年産米価の下落に伴い大きな影響を受けた農業者を支援するため、「アグリマイティー資金(米価対策災害緊急資金)を創設(11月1日に遡及対応)した。
農林中央金庫富山支店と県内各JAが連携して利子補給を実施する。農業者の金利負担の軽減を図り、農業経営の安定化を支援する狙い。
貸付限度額500万円、利子補給率は最大0.5%。22年3月31日まで取り扱う。貸付期間は5年以内(据え置き2年以内)。
コロナ禍の長期化で全国的に外食産業を中心に米の需要が減り、富山県内でも概算価格が約15%下落している。米価下落は14年産以来となる。