北国銀、22年秋に手数料無料ATM拡大 メガなど全国10万カ所で利用可能
2021.11.17 04:46
北国銀行は11月16日、2022年秋から個人客や法人客が手数料無料で利用できる提携ATMを拡大すると発表した。現在、個人向けに月3回まで無料としているのはコンビニATMやゆうちょ銀行だが、メガバンクや他の地域金融機関まで広げる。
対象となる個人客は、通帳・印鑑レスでVisaデビットカードとインターネットバンキングがセットになった個人向けサービス「HOKKOKU LIFE+(北国ライフタス)」の利用者。11月からコンビニATM、イオン銀行やゆうちょ銀のATMでの出金を月3回まで無料にしているが、使用できるATMを増やす。
法人客については、富山・福井地区の店舗に口座を持つ取引先に限って回数制限なく無料化してきた条件を撤廃。全法人を対象にする。
手数料無料で利用できるATMは、北陸地区で約3000カ所、全国で約10万カ所になる。
同行は24年9月までに店舗外ATM125台を全台廃止する方針を打ち出しており、手数料無料のATMを拡充して利便性の低下を防ぐとみられる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト