伊予銀、 22年10月に持ち株会社化 グループ一体で課題解決
2021.11.12 23:31
伊予銀行は11月12日、持ち株会社への移行について検討を開始すると発表した。2022年10月をめどに新会社の設立を目指し、地域の顧客の課題解決を促進・高度化する。
新体制へ移行し、グループ一体で同行の長期ビジョン「新たな価値を創造・提供し続ける企業グループ」実現を目指す。
三好賢治頭取は同日の記者会見で、銀行のビジネスだけでは手の届かないこともあるとした上で、「持ち株会社として取り組むことで地域のお役に立ちたい」と述べた。資本参加を想定したビジネスの可能性も示唆した。
地方銀行の持ち株会社設立は全国で相次いでおり、静岡銀行と中国銀行が22年10月をめどに移行準備を進めている。