京都FG、サステナ実践セミナー 地元大手3社と開催
2024.03.26 20:00
京都フィナンシャルグループ(FG)は3月26日、地元グローバル企業3社などと連携して「中小企業のためのサステナビリティ経営実践セミナー」を開催した。
ローム社が「バリューチェーンで取り組むサステナビリティ経営」、SCREENホールディングスが「PFAS(有機フッ素化合物)規制の動向」、島津製作所が「サステナブルな調達に向けて」をテーマに自社の取り組みを交えて講演した。京都総研コンサルティングは同社が提供する関連サービスを紹介した。
その後、4社でパネルディスカッションを実施。各社のサステナビリティ経営の進捗状況や社員への啓蒙活動ついての質問があった。
島津製作所は、「サステナビリティ方針を決めて、KPI54項目を作成した。これからは見直しのフェーズに入る」と説明した。ロームは、サプライヤー企業との協業について「規制やエネルギーコストなどの問題に双方向でコミュニケーションしている。サプライヤーの強靭化、持続性は大事」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金界、「ことら送金」240信金に拡大 周知姿勢で温度差も