ひろぎんHD、グリーン電力を本社ビルへ 中国電が専用設備新設

2023.12.01 20:10
脱炭素 気候変動対応
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ひろぎんホールディングス(HD)は12月1日、中国電力がひろぎんHD専用に新設した太陽光発電設備によるグリーン電力を導入した。発電した電力は本社ビルへ供給する。2030年度までに、自社の温室効果ガス排出量(スコープ1・2)ゼロを目指す取り組みの一環。


グリーン電力は需要施設と離れた場所に太陽光発電設備を設置する「オフサイトPPA」形式で提供。既存設備の利用ではなく、太陽光発電設備を新設することによって地域の再エネ導入量を拡大する。


経営企画部は「中国電力とオフサイトPPAによるグリーン電力導入は金融機関で初めて。今後、本社ビルだけでなく諸施設の省エネも進めていきたい」としている。


ひろぎんHDと中国電力は21年12月に「地域企業のカーボンニュートラル対応支援に向けた連携協定」を締結。22年11月からは、中国電力の電力メニュー用いて本社ビルを再生可能エネルギーの電力でまかなってきた。

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