伊予銀、三好頭取に質問!「どの投信を買いますか」ー 行員と車座で意見交換

2021.10.04 12:50
人材育成 経営計画・戦略 営業・店頭体制
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感染症対策を徹底し、経営からプライベートの話まで幅広い質問に答える三好頭取(9月15日、松山北支店)

〇…「頭取は個人的に投資信託を買うとき、どのような銘柄にしますか?」――。


伊予銀行の三好賢治頭取は、中期経営計画がスタートした4月以降、営業店を直接訪問して行員・パートと意見交換をする「車座ミーティング」を順次開いている。現場の声を反映した施策展開を検討し、今後の業務に生かす。すでに20カ店以上で実施した。


訪問は業務終了後の16時30分から1時間30分程度。質問や意見は行員から事前に集め、代表の行員がまとめて質問するスタイル。


冒頭の質問は9月15日の松山北支店でのエピソード。三好頭取は「銘柄にこだわるのでなく、資産形成には分散投資が最も効果的。『半年後に利益を出す』のでなく、長期的な視点で投資をすることが大切」と回答。自身が30代の頃に資金証券部で運用業務を担当した経験を踏まえた。


別の行員からは「CX(顧客体験)向上に何が必要だと思いますか」との問いには、「お客さまに対して誠実であること、お客さまの立場に立って考えることが最も重要」と顧客目線を強調した。


参加者は「私たちの不安に明確に答えてもらい、安堵(あんど)感が広がった」や「改めて当行の方向性や考え方を再認識できる良い機会になった」と感想を述べた。


車座ミーティングは一部で他の役員にも分担しているが、三好頭取は「今年度中には全店を訪問したい」意向だ。

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