富士信金、管理職にコンプラ研修 信金中金静岡支店長が講師
2023.11.08 20:00
富士信用金庫(静岡県、浅見祐司理事長)は11月8日、管理職向けのコンプライアンス研修を実施した。役員・部課店長など50人が参加した。
講師は信金中央金庫静岡支店の髙木恵証支店長が務めた。冒頭でビッグモーター社の事例を取り上げ、「長年培った信用も簡単に崩れる」と注意を促した。
また、2019~22年度に発覚した信用金庫の不祥事を年齢別にみると、20代職員が38人、30代が33人だったとし、若手職員による事件が多いと指摘。未然防止へ「部下との会話で関係性を良好にすることが大切」と呼びかけた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%