【解説】日銀、曖昧さ増す運用見直し 3カ月で「YCC」再修正

2023.11.01 04:45
金融政策 日本銀行 金利
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
「上限」を「めど」とする――。市場とのコミュニケーションを重んじる中央銀行が、厳格さを抑えようと用いた曖昧さに輪をかける「表現」に、イールドカーブ・コントロールからの脱却へ頑な姿勢が伺える。
7月下旬の「修正」から3カ月での「再修正」。植田和男総裁は「副作用を高めることをなるべく避けたい」と目的を訴えつつ、「多少なりとも市場機能の回復に...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

日銀・高田委員、米関税の過度な悲観〝大きなリスク〟 2%実現「迫りつつある」
新銀行券発行1年、流通比率3割満たず 〝切り替わり〟前回より遅く
新紙幣の引き渡し式で挨拶する植田総裁(24年7月3日、日銀本店)
マネタリーベース、6月は前年同月比3.5%減
日銀、増審議委員が就任 利上げ判断「日米交渉よく見てから」
就任会見で自身の政策スタンスについて語る増委員(7月1日、日銀本店)

関連キーワード

金融政策 日本銀行 金利

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)