気仙沼信金、ユースエール企業に認定　若手の採用や育成で

気仙沼信用金庫（宮城県、小山栄太郎理事長）は10月18日、厚生労働省が定める「ユースエール企業」に認定されたと発表した。同制度は、若手の採用や育成に積極的な中小企業を認定するもので、宮城県内の金融機関では初。認定通知書交付日は9月11日。

同信金は、「人材育成方針」の策定や有給休暇取得率が平均70%以上など、同制度が定める12項目の要件を満たしたとして認定を取得。同信金では、育成制度や組織体制を整備し、働きやすい職場環境をづくりに取り組んでいることが評価された。

なかでも、若手職員の資格取得を促す手当や補助を充実。若手職員の割合が増加しており、下支えする若年層のスキルアップが不可欠となっていることが背景にある。

人事部は、「若手を中心とした人材育成で、持続的な職場環境をめざす」としている。