長引く物価高が家計の圧迫感を一段と強めている。日本銀行が10月13日に明らかにした定例世論調査(生活意識に関するアンケート)によると、暮らし向きに関して「ゆとり」を持つ回答者の割合が低下。改善傾向だった家計の景況感も悪化に転じた。実質賃金が1年半近く「マイナス」になるなど、賃金の上昇を上回り続ける物価高の実態を映す結果となった。
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