鹿児島銀、植物肉ベンチャーに2億円出資
2023.10.05 19:21鹿児島銀行は10月5日、フードテックベンチャー企業のDAIZ(熊本市)に対し2億円の出資を行った。同社の累計資本調達額は97.8億円となった。
大豆を使った植物肉の開発・製造を行う同社の事業は、世界的に課題となりつつあるタンパク質不足問題を解決できる可能性がある点を評価した。以前から融資取引はあったが、さらに踏み込んで資本面からも成長を支援する。
同行地域支援部では「九州の地から、フードテックを通して地域経済の活性化につながる取り組みを進めていく」としている。
同社の特許技術「落合式ハイプレッシャー法」は、大豆の発芽中に、酸素や温度などの生育条件に一定のストレスかけることで、種子の代謝を活性化させうま味や栄養素を引き出すのが特徴。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 金融庁、粉飾対策で「第2線」注視 営業現場と連携求める
- 3メガ銀、リアル接点拡充 三菱UFJ銀、20年ぶり新店
- ブラックロック・ジャパン、国内初の外株アクティブETF上場 AI銘柄に投資、早期100億円へ
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 信金、増える金融・保険業貸出 融資需要低下が影響か
- 住信SBIネット銀、住宅ローンアプリ1年 本審査9割超に利用浸透
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 常陽銀、〝100億企業創出〟に本腰 包括支援へ157社選定
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- 大手生保、生成AIがアンダーライティング代替 事務職を営業へシフト