四国地区地域銀、各地で内定式相次ぐ 入行へ気持ち新たに
2023.10.02 19:22-のコピー.webp)
四国地区地域銀行は10月2日、2024年4月入行予定の大学生などを対象とした内定式を開いた。全8行の内定者数は23年10月1日時点で548人となり、前年度実績から60人増加。内定通知書などを受け取った参加者は、役員や先輩行員、同僚として切磋琢磨していく仲間らと顔を合わせ、気持ちを新たにした。
百十四銀行は、高松市内のホテルで開催。緊張した面持ちの内定者76人を前に、綾田裕次郎頭取が「われわれは挑戦する人を応援する。残された学生生活でも、今しかできない貴重な経験や出会いを大切にしてほしい」と語りかけた。
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四国銀行は、本店で内定式を開いた。橋谷正人常務は「時には壁にぶつかることもあると思うが、周りの人に相談しながら、焦らず一歩ずつ進んでいってほしい」とアドバイス。55人の出席者らはメモを取りながら真剣な様子で聞いた。
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香川銀行は、本店で内定式を実施した。有木浩専務は「変化に対応していくためには能力が必要になる。銀行とみなさんがともに学び、一緒に成長していけたら」と激励。内定者31人は「笑顔を忘れずに」「頼られる銀行員に」などと決意表明した。
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愛媛銀行は、研修所で内定式を行った。西川義教頭取は「今日集まった93人は仲間であり同期です。お互い切磋琢磨しあって自分自身を高めていくと同時に、いろいろな喜び、前向きなモチベーションを刺激しあってほしい」とエールを送った。内定者の吉田瞳真さん(22歳、松山大学)は、「(入行後は)こまめなコミュニケーションで人間関係と作りたい」と決意を語った。
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高知銀行は、高知市内のホテルで内定式を開催。海治勝彦頭取は「高知銀行の一員として、地域の未来のために高い社会的使命を持って成長されることを期待している」と挨拶。出席した内定者37人のうち、高知県立大学の稲本奈々さんは「産学連携活動やよさこい祭りへの参加など地域に密着した活動を精力的に行っている高知銀行の一員になり、高知県の発展に寄与できる人材になりたい」と抱負を述べた。
このほか、阿波銀行、伊予銀行、徳島大正銀行も内定式を行った。