愛媛銀、文化振興団体に助成金 愛媛県内4先に80万円贈る
2023.09.22 19:08![助成金目録・表彰状贈呈式で挨拶する西川理事長(左、9月22日、愛媛銀研修所)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/on愛媛1.webp)
愛媛銀行ふるさと振興基金(西川義教理事長=愛媛銀頭取)は9月22日、2023年度上期助成事業の助成先に決定した4先に各20万円を贈った。同基金は09年から愛媛県内で文化振興活動などに取り組んでいる団体などを支援し、助成額は23年度上期までに235先・1億399万円に上った。
23年度上期の助成先は、伊予源之丞保存会(松山市)、一般社団法人iyoまつり協会(同)、こども作法クラブ実行委員会(四国中央市)、中組唐獅子保存会(愛南町)の4先。
同日、松山市内の同行研修所での助成金目録・表彰状贈呈式には、西川理事長をはじめ助成先団体の代表者らが出席。代表して伊予源之丞保存会による人形浄瑠璃の実演が行われた。
![助成先団体を代表して伊予源之丞保存会が豊漁祈願の人形浄瑠璃「戎舞(えびすまい)」を披露した(9月22日、愛媛銀研修所)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/09/on愛媛2.webp)
受賞した4団体は、地域に伝わる伝統や歴史、文化を継承・発展させることで、新たな地域文化を創造して愛媛の活性化に大きく貢献していることが評価された。
西川理事長は「古きものの中にある価値や意味を地道に研究し、保存し、次の世代にしっかり継承、伝承していくことは地域の持続的な発展にとって大切なこと」と述べ、助成先の功績をたたえた。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発