お別れの会、故佐伯・元三和銀頭取 589人が参列

2023.09.14 16:19
お別れの会
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生前の故人をしのんで献花する参列者(9月14日、パレスホテル東京)
故人をしのんで献花する参列者(9月14日、パレスホテル東京)

三菱UFJ銀行は9月14日、5月10日に死去した佐伯尚孝・元三和銀行(現三菱UFJ銀行)頭取(享年88)のお別れ会を、パレスホテル東京で執り行った。主催は三菱UFJ銀の堀直樹会長と半沢淳一頭取、喪主は妻の雅子(つねこ)さん。


故人をしのび金融関係者ら589人が参列し、献花会場の祭壇に白い花を供えた。また、別会場には、頭取時代の部下や家族との写真パネルのほか、故人が使用していた眼鏡や扇子、名刺など思い出の品が飾られた。会場では遺族と三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長を始め、グループの役員が参列者に答礼挨拶を行った。


故人は、1994年に当時の都銀としては最年少の59歳で頭取に就任。「世界をリードするベスト・ユニバーサルバンク」「法人ミドル・リテールで明確な強みを持つ金融グループ」を経営目標に掲げ、証券・信託業務の拡充やアライアンスを通じたグループ戦略、カンパニー制導入を推し進めた。97年には三和銀として初の全国銀行協会会長となり、金融システムの不安が高まるなか、金融機関への信頼回復や国際競争力のある金融市場の再構築に向けて尽力した。

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