日銀鹿児島支店、親子見学会開く 手製の〝裁断片チェア〟に歓声
2023.08.08 19:21
日本銀行鹿児島支店(服部良太支店長)は8月8日、小学生と保護者を対象とした「夏休みにちぎん親子見学会」を開いた。8組21人が参加し、日銀の役割やお金について学んだ。
見学会では、破れた紙幣を交換できるかを調べる「鑑定」の体験や、新紙幣(見本紙)に盛り込まれた3Dホログラムなどの最新技術を観察した。
子供たちから特に歓声があがったのが、総額5億円ほどの裁断された1万円札片をリサイクルした「裁断片オブジェ~億万チェア~」への着席体験。同オブジェは、傷んだり、汚れたりしたお札の裁断片を用いて同支店の職員が手作りで創作したもの。親子で記念写真を撮影したり、破片をルーペで観察したりしながら、「どうやって作ったんだろう」「大金の重みを感じる」などと楽しんでいた。
参加した親子は、「2年前に見学会を知って、訪問機会を待ち望んでいた。見学した新紙幣も早く使ってみたい」と話していた。
見学会は9、10日も開催する。9日については、台風6号の接近に伴い別日での調整を行う可能性がある。
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