百十四銀、SDGs浸透へ行員がカードゲームで出前研修

2023.08.01 19:13
SDGs 金融教育
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
行内で行われたカードゲームによるSDGs研修の様子(7月25日、研修会館、同行提供)
行内で行われたカードゲームによるSDGs研修の様子(7月25日、研修会館、同行提供)

百十四銀行は8月1日、法人向けにSDGs(持続可能な開発目標)の浸透を支援するサービスを始めた。行員が講師となり、カードゲームを活用した出前研修でSDGsの考え方を取引先の従業員に伝える。


研修教材は、研修コンテンツを開発・販売する「プロジェクトデザイン」(富山県)の「The Action!~SDGsカードゲーム~」を利用。同社が損害保険ジャパンと共同開発したもので、身近な社会課題の実感や生活、仕事への影響などをゲームで疑似体験できる内容。


このゲームを使った研修を開くため、必要となる外部資格「公認ファシリテーター」をコンサルティング部の行員2人が取得。カードゲームと講義、グループワークを組み合わせたワークショップ形式の研修を、取引先の従業員に対して2~3時間行う。


研修には5~66人に対応可能。手数料は16万5000円(税込み)からで、そのうち10%は損保ジャパンが支援しているSDGs関連に取り組む財団に寄付する。

すべての記事は有料会員で!
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

百十四銀、GHG算定ツール導入 地域の脱炭素化に弾み
四国地区地域銀の25年度入行式、「ビジカジ姿」で臨む試みも
阿波銀は役員や新入行員がビジカジ姿で入行式に臨んだ(4月1日、本店)
大口定期、頻度高まる金利改定 1月利上げ後「2回」40先
人事異動 百十四銀行(2025年4月1日)

関連キーワード

SDGs 金融教育

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)