百十四銀、SDGs浸透へ行員がカードゲームで出前研修
2023.08.01 19:13
百十四銀行は8月1日、法人向けにSDGs(持続可能な開発目標)の浸透を支援するサービスを始めた。行員が講師となり、カードゲームを活用した出前研修でSDGsの考え方を取引先の従業員に伝える。
研修教材は、研修コンテンツを開発・販売する「プロジェクトデザイン」(富山県)の「The Action!~SDGsカードゲーム~」を利用。同社が損害保険ジャパンと共同開発したもので、身近な社会課題の実感や生活、仕事への影響などをゲームで疑似体験できる内容。
このゲームを使った研修を開くため、必要となる外部資格「公認ファシリテーター」をコンサルティング部の行員2人が取得。カードゲームと講義、グループワークを組み合わせたワークショップ形式の研修を、取引先の従業員に対して2~3時間行う。
研修には5~66人に対応可能。手数料は16万5000円(税込み)からで、そのうち10%は損保ジャパンが支援しているSDGs関連に取り組む財団に寄付する。
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