足立成和信金、本木支店で防災訓練 放水で消火用器材を説明

2023.07.20 20:17
社会・地域貢献 防災・復興
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防災訓練車を使用して放水訓練も実施した(7月20日、本木支店)
防災訓練車を使用して放水訓練も実施した(7月20日、本木支店)

足立成和信用金庫(東京都、土屋武司理事長)は7月20日、足立区の本木支店で防災訓練を実施。近隣住民など約30人が参加した。


東京消防庁の協力を得て、「まちかど防災訓練車」が登場し放水訓練を実施した。車は、軽トラックベースで道路の狭い地域にも入ることができる。200リットルの水を車両に積載しており、その水を循環させて、消火栓などの水源がないところでも放水できる。


また、同信金や消防署職員が「スタンドパイプ」の使用法や消火栓への接続の仕方などを説明。スタンドパイプは火災の初期消火活動に有効な消火用器材。道路上にある消火栓や排水栓に差し込みホースをつなぐ仕組み。同信金は同区との包括連携協定に基づき区内11カ店(12カ所)にパイプと格納庫を配備。2019年以降、本店、竹の塚、本木関原の各店で訓練を実施している。


同信金は、「地域の防災力向上に積極的に取り組んでいきたい」(総合企画部)としている。

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