新潟県信組、佐渡金銀山の世界遺産登録へ寄付
2023.07.18 18:17
新潟県信用組合(赤川新一理事長)は7月18日、「佐渡金銀山」の世界遺産登録に向けた活動の一環として、新潟県に20万円を寄付した。新潟県庁で赤川理事長が橋本憲次郎副知事に目録を手渡した。
募集額の0.01%相当額を同信組が佐渡金銀山の世界遺産登録に向けた活動のため寄付する佐渡世界遺産応援定期積金によるもの。当初予定の30億円を上回る46億円の成約となり、佐渡市と新潟県に寄付することとした。
同信組は2016年から佐渡島の佐和田、畑野両支店で「佐渡世界遺産応援定期預金」を取り扱い、募集額の一部を佐渡市世界遺産推進基金に寄付していた。22年12月からは全店に拡大し、「お客様に繰り返し意識してもらえるよう」(赤川理事長)に、定期預金を定期積立として23年3月まで募集した。
赤川理事長は「応援定積は想定以上の反響があった。今後は第2弾を実施し、世界遺産登録が決まれば記念イベントも実施したい」と述べた。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 【実像】保険会社の出向者引き揚げ、地域銀で窓販縮小の動きも
- MUFG、社員起案の新事業が始動 社会課題解決と収益貢献へ
- 金融庁長官に伊藤監督局長 後任に石田総括審議官 局長級以上9人が全員交代
- 金融庁・警察庁、メールにリンク先貼付禁止を検討 不正アクセス防止へ 「やり過ぎ」の声も
- 地銀、25年度上期の円建て保険 販売予想が一転弱気に
- 横浜銀、分業制でM&A高度化 対応力高め成約3割増
- 山陰合同銀、オムニチャネル化実現 25年度は応対自動化検討
- 地域金融機関、「レビキャリ」活用200件に 登録は180機関に増加
- 八十二銀、医療・介護の承継支援 外部機関と連携強める
- 日銀当座預金、「金利ある世界」で減る地銀 残高動向に業態差