【都市対抗①】七十七銀、堅い守備で初戦突破へ

2023.07.08 04:44
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4年ぶり14回目の出場となる七十七銀硬式野球部(提供)
4年ぶり14回目の出場となる七十七銀硬式野球部(提供)

夏の社会人野球の王座を決める「第94回都市対抗野球大会」が7月14日、東京ドームで開幕。金融界からは3チームが出場する。ニッキンONLINEでは、出場する金融機関のチームや注目選手を連載。第1回は、4年ぶり14回目の出場となった七十七銀行(仙台市)を紹介する。


<初戦>対東芝(川崎市)7月18日18時~


6月の東北2次予選で4年ぶり14回目の出場を決めた七十七銀。層の厚い投手陣、堅い守備を強みにノーエラーで5試合を切り抜けた。初戦は7月18日で、対戦相手は過去に7回優勝している東芝。第78回大会(2007年)で対戦したことがあり、その時はコールド負けした。杉森智幸監督(46、総務部)は、「リベンジを果たしたい。恐らく相手もエースをぶつけてくるので、チャンスをつくりにくいと思うが、ワンチャンスをしっかりものにできるような攻撃陣で挑みたい」と、ロースコアでの勝利を狙う。


第75回大会(04年)では、ベスト4まで進んだ。監督としての目標は再びベスト4に入り、次の決勝へと進むこと。「初戦を突破すれば、あとは勢い。選手にも『出るだけで満足せずに勝とう』と呼びかけている」。


エースの小林快投手(25、新伝馬町支店)については、「ストレートに切れの良いスライダーなど色々な球種を持っている。ピンチを迎えても粘り強い投球が出来る」と、期待を寄せる。


【注目選手】最速149キロの剛球左腕、小林 快投手(25、新伝馬町支店)


入行4年目。181センチ、75キロの体格から投げるストレートは最速149キロ。剛球左腕としてマウンドに立つ。



職場でも明るい牽引役として評価される小林快さん(右、6月26日、新伝馬町支店)
職場でも明るい牽引役として評価される小林快さん(右、6月26日、新伝馬町支店)

勤務先の新伝馬町支店では、法・個人を回る渉外担当として活躍する。午後は練習に充てるため、午前中の限られた時間に訪問活動を行い、保険や投資信託などの預かり資産営業もこなす。「お客さまに提案して獲得し、一つでも多く支店に貢献できるよう頑張っていく」と、支店でもエースを目指す。野球と仕事の〝二刀流〟だ。


伊藤俊一支店長は、「お客さまから評判が良く、非常に可愛がられている。一生懸命で、牽引する職員の一人」と太鼓判を押す。


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