【都市対抗②】明治安田生命、初の東京第1代表 「一戦必勝」で挑む
2023.07.09 04:49
夏の社会人野球の王座を決める「第94回都市対抗野球大会」が7月14日、東京ドームで開幕。金融界からは3チームが出場する。ニッキンONLINEでは、出場する金融機関のチームや注目選手を連載。第2回は、4年ぶり7回目の出場となった明治安田生命保険(東京都)を紹介する。
<初戦>対西部ガス(福岡市)7月16日14時~
5月に行われた東京都二次予選で3戦全勝し、創部以来初の第1代表で挑む今大会。7月2日の壮行試合では、東京ガスに10対3と快勝。岡村憲二監督(49、明治安田システム・テクノロジー)は、「大会まで選手はケガなく順調」と話す。チームは、投手を中心とした堅守が特徴。予選では、高杉勝太郎(23、新横浜支社)、中﨑響介(25、東京第一マーケット開発部)、小玉和樹(26、新宿支社)、三宮舜(30、新横浜支社)の4人の投手が躍動し、3試合で3失点に抑えた。
今季のチームスローガンは「野球と生きる」。岡村監督は、「会社があって大好きな野球がプレーできる。一戦必勝で最後まで諦めない姿を見てほしい」と意気込む。
4年ぶりの聖地・東京ドームに向け、社内でも盛り上がりを見せる。6月19日から「Road to 都市対抗」と題し、職員向けに硬式野球部の動画を配信。選手紹介や永島英器社長が応援ダンスを踊る動画などをアップしている。
【注目選手】7年連続出場 頼れるベテラン・三宮 舜投手(30、新横浜支社)
入社8年目。支社では、職員に配布する資料やPR紙の作成が主な業務。同僚からは「入社当初、三宮投手が話しかけてくれて緊張がほぐれた。仕事でも素早く正確に対応し、頼りになる」存在だ。

マウンドでは、ストレートやチェンジアップなど緩急を使ったテンポの良い投球が特徴。補強選手として出場した第92回大会(2021年)には、東京ガスの優勝に貢献した。自身7年連続の都市対抗は4年ぶりにチームメイトとの試合。仕事もプレーも「チームワークを大切に」心掛けるベテランがチームをけん引する。
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