九州地区信金、信金の日に多彩なイベント 対面も復活

2023.06.15 20:31
社会・地域貢献
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来店客にロビーで知覧茶を販売した(6月15日、鹿児島相互信金谷山港支店)
来店客にロビーで知覧茶を販売した(6月15日、鹿児島相互信金谷山港支店)

6月15日の「信用金庫の日」に合わせたイベントが九州各地区で行われた。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられて初めての信金の日となり、対面での行事を再開した信金もあった。


鹿児島相互信金は6月15日、全店で来店客にお茶を振る舞う「そうしん茶いっぱいの日」を4年ぶりに開いた。そのうち2店舗では、県内産の茶葉を販売する取引先による宣伝販売会も行った。


販売会を行った谷山港支店では、特産品「知覧茶」を生産する福田孝徳茶園が出店。5月に収穫したばかりの新茶を振る舞った。同支店の知識拓磨支店長は「茶葉や生産者のPRになれば嬉しい」と話した。


福岡ひびき信金は14日、黒崎ひびしんホールで「ひびしん寄席」を開催した。人間国宝の桂米朝氏を父に持つ桂米團治氏と蝶花楼桃花氏が落語を披露。2011年から続く恒例行事で、820人が来場しにぎわった。


遠賀信金は15日、フードドライブ活動で集めた食料品を中間市や遠賀郡などの子ども食堂9カ所に寄贈した。



子ども食堂の代表者に目録を贈呈した遠賀信金の岡部憲昭理事長(左、6月15日、本部)
子ども食堂の代表者に目録を贈呈した遠賀信金の岡部憲昭理事長(左、6月15日、本部)

宮崎第一信金は15日、役職員による募金と金庫からの拠出金合計130万円を、地域の介護施設や保育園など13施設に寄付した。寄付活動は、今回で28回目。



障がい福祉サービス事業所を運営する合同会社いろどり(宮崎市)で、目録を贈呈する宮崎第一信金の落合真一理事長(左、6月15日、提供写真)
障がい福祉サービス事業所を運営する合同会社いろどり(宮崎市)で、目録を贈呈する宮崎第一信金の落合真一理事長(左、6月15日、提供写真)

来店客への記念品配布では、大牟田柳川信金・筑後信金・大川信金が、3信金共通で「焼き物専科ホイル」を手渡した。田川信金と熊本信金が花の種、大分信金・大分みらい信金・日田信金は合同で総数1万5000袋の花と野菜の種を配った。熊本中央信金は100周年ロゴ入りの環境に配慮したマグカップ「バングーエコカップ」を先着順でプレゼント。天草信金は警察署と連携し、詐欺防止のチラシと取引先商品を配布した。延岡信金は、ペットボトルのお茶とお菓子の詰め合わせを配布。本店を含む8カ店で、それぞれ約50セット準備した。


唐津信金は6月10日、役職員50人で景勝地「虹の松原」を清掃した。高鍋信金も10日に「たかしんフィランソロピー」を開催。全役職員が4営業ブロックごとに分かれて、海岸や公園を綺麗にした。田川信金は16日に全営業店で店周の清掃活動を行う。


役職員の献血活動を行ったのは、福岡信金、佐賀信金、伊万里信金、たちばな信金、宮崎第一信金、延岡信金、鹿児島信金、鹿児島相互信金、奄美大島信金。九州ひぜん信金は、16日に実施する。



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