三菱UFJモルスタ証券、ETN残高に応じ寄付 非営利3先に243万円
2023.05.23 04:50
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は5月23日、本業を通じたESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みとして上場投資証券(ETN)の投資家保有残高に応じた認定特定非営利団体3先への寄付を行う。寄付総額は243万31円。
ETNは上場投資信託(ETF)と同様に価格が株価指数や商品価格などに連動する商品だが、ETFと違うのは発行体の金融機関がその信用力をもとに価格が特定の指標に連動することを保証する債券であること。
今回対象となるETNは「スマートESG30女性活躍」(2020年11月上場)、「スマートESG30総合」(同)、「スマートESG30低カーボンリスク」(22年3月上場)の3銘柄。1回目(今回)の寄付金額は22年8月1日~23年3月31日、2回目以降は当該年度の4月1日~翌年3月31日の3銘柄の平均保有残高にそれぞれ0.03%を乗じたものになる。
寄付先は①シングルマザーと子供たちが生き生きと暮らせる社会をめざして活動する「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」②都市と農山漁村が支え合うネットワークを広げて持続可能な社会創造をめざす「JUON NETWORK」③虐待などで親を頼れず児童養護施設や里親家庭で暮らした子供たちをサポートする「ブリッジフォースマイル」――の非営利3団体。各団体への寄付額はそれぞれ約81万円になる。
同証券は「今後も新商品の上場や各種取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献していく」方針。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域金融機関、地公体貸出 割れる戦略 金利上昇で見直し加速
- 三菱UFJ銀、Netflixの独占放映で 独自調査を公表
- <お知らせ>「金融×スタートアップ Meetup」 ~スタートアップ支援の課題と在り方を考えるイベント~【参加無料】
- 福島銀、貸金庫サービスを廃止 26年3月末で
- 改革の旗手 藤原一朗・名古屋銀行頭取、「健康経営」で日本変える
- 高知銀、投信販売体制を再構築 営業店はマス層のみに
- おくやみ 濱詰健二氏が死去 小浜信用金庫理事長
- 埼玉県と県産業振興公社、業態超え新現役交流会 全国初、同一県の9機関協力
- 中企庁、成長企業の人材課題解決 中小機構が3事業本格化
- 東海東京FHD、地域銀と合弁証券好調 預かり資産3兆円突破