三井住友FG、米ジェフリーズと提携強化 最大15%へ追加出資
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三井住友フィナンシャルグループ(FG)は27日、米証券ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループに追加出資し、経済持ち分を最大15%まで引き上げると発表した。これまでの戦略的資本・業務提携を強化し、コーポレート・インベストメントバンキング分野での協業体制を拡充する。
三井住友FGは、2021年にジェフリーズと資本・業務提携を結んで協業を開始した。現在、ジェフリーズの発行済み普通株式の約4.5%を保有している。今回は議決権のない優先株式を取得して持ち分を引き上げる。
業務提携では主に米国市場でのビジネスを強化する。エクイティ関連とM&A(合併・買収) 業務はジェフリーズのプラットフォームに集約し、三井住友銀行はレンディング分野を、SMBC日興証券はデットキャピタルマーケッツ業務を担う。同時にジェフリーズの投資銀行チームと協働して、米国の投資適格企業を対象に共同カバレッジ体制を構築する。
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