SMBC日興証券、給与引き上げ2.5% 総合職の初任給30万円超
2023.04.27 19:17.jpg)
SMBC日興証券は4月27日、昇給・昇格時期である7月に社員の賃上げを実施することを発表した。全社員の約94%にあたる約9150人の給与水準を平均2.5%引き上げる。初任給は1.5万円引き上げ、退職金前払い給3.7万円を含むと、転居を伴う異動のある総合職「総合コース全国型」の初任給は30.2万円となる。
給与引き上げは、物価上昇などに対応し、社員の生活の安定やモチベーション向上を目的とした。特に、競争力の厳選となる若手社員の待遇を引き上げ、20代社員の約90%が属する2つの階層の給与水準は平均5.3%上昇させる。同月に行われる評価や昇格に伴う昇給を含めると、給与の引き上げ対象となる社員全体の賃上げ率は平均4.3%となる。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 中企庁、「RESAS」刷新 地域経済の分析促進へ
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 地域銀・信金、サムライ債に投資需要 10年ぶり変動型登場で