静岡銀、第9回しずぎん起業家大賞 5社を表彰

2023.04.07 19:08
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八木頭取(左)から最優秀賞の高野由之・ARTH社長に表彰状が贈られた(4月7日、静岡銀研修センター)
八木頭取(左)から最優秀賞の高野由之・ARTH社長に表彰状が贈られた(4月7日、静岡銀研修センター)

静岡銀行は4月7日、「しずぎん起業家大賞」の表彰式を開いた。2022年9~11月にエントリーしたスタートアップなど80社から5社が受賞。最優秀賞には電気や水をすべて自然からまかなうインフラ不要の建物を開発するARTH(東京都)を選んだ。今回は9回目で「新たなチャレンジが、地域社会の豊かな未来を創る」がテーマ。


創業5年までの事業者を対象としたスタートアップ部門と創業5年超のグローイングアップ部門の2部門。最優秀賞はグローイングアップ部門からARTHに事業奨励金100万円を贈った。優秀賞は両部門から舌筋力トレーニング向けシート状サプリメントを開発するtantore(豊橋市)、建設現場向け作業支援ロボットを開発するソミックトランスフォーメーション(浜松市)にそれぞれ40万円を贈呈した。特別賞には、海洋スポーツで清水港活性化や、シロアリを活用した健康食品を開発する企業2社が受賞した。各受賞者には、県内のサテライトオフィスの費用を上限10万円補助、各種セミナーや講演会などが1年間無料で参加できるなどの特典がある。


表彰式で八木稔頭取は「新しい挑戦の背中を押したい。それぞれのビジネスプランが社会に貢献し、暮らしに役立つことを期待している」と話した。

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