大和信金、188小学校にサッカーボール寄贈 寄付付き定期を活用
2023.04.05 18:47
大和信用金庫(桜井市、中村正德理事長)は4月5日、奈良県教育委員会を通じて県内188の公立小学校にサッカーボール(453球)を寄贈した。
地元プロサッカーチームの奈良クラブが2022年シーズンにJFLで優勝し、今年からJ3に昇格。同信金はJリーグ昇格要件である集客を支援してきた。2月からは募集額の0.01%相当分を県内のスポーツ支援に寄付する「JFL優勝・J3昇格記念定期預金」を発売。約2カ月で100億円超の預金を集めた。
贈呈式では中村理事長と奈良クラブの小谷祐喜主将が、吉田育弘教育長に目録とボールを寄贈した。同定期預金に0.1%の特別金利を付けて応援した中村理事長は、「奈良クラブの知名度向上と子どもたちの体力増強を図るスキーム。商品を通じて地元サッカーチームに興味を持ってもらい、子どもはサッカーを楽しみ成長してもらいたい」と語った。